近年、増加傾向にある男性看護師ですが、まだまだ少数派であることは事実!
男性看護師として働き続けられるのか不安な方も多いのではないでしょうか?
そこで皆さんはこんな疑問はありませんか?
女性社会で上手くやっていくコツが知りたい
男性看護師はこれからも活躍できる?
男性看護師
この記事では、このような疑問にお答えします。
この記事を最後まで読むと、以下のことが分かります。
- 男性看護師として働くメリット・デメリット
- 世渡り上手な男性看護師がこっそり行っている秘策
- 男性看護師が重宝される診療科
しりんじ
目次
男性看護師として働くメリット・デメリット
男性看護師はメリットの多い職業だと感じています。
現役看護師の筆者(男性)だからこそ分かる視点を踏まえ、男性看護師として働くメリット・デメリットを解説します。
メリット:男性看護師は最高の仕事
男性看護師として働くメリットは、以下の5つ。
- 給料が高い
- キャリアアップがしやすい
- 体力面で重宝される
- ムードメーカーになれる
- 転職しやすい
年々看護師の需要は増しています。そのため、給料が保証されている仕事であり、転職先に困ることもありません。
しりんじ
また、体力面や女性社会でムードメーカーとしての役割も担えます。
先輩看護師
デメリット:女性社会では少し注意が必要
男性看護師として働くデメリットは、以下の3つ。
- 女性患者からの拒否
- 同性の先輩が少ない
- 女性とのコミュニケーションに隔たりを感じる
女性患者から拒否されることは少なくありません。一方で、男性患者や患児の父親との関わりがしやすい強みもあります。
また、女性とのコミュニケーションに悩むことも…。
しりんじ
女性ならではの視点を学べるメリットもあるため、積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。
世渡り上手な男性看護師がこっそりしている6つの秘策
世渡り上手な男性看護師がこっそりしている秘策は、以下の6つ
- 休憩時間を大切にする
- 愚痴や噂話には加わらない
- 信頼できる相談相手を作る
- 師長を見方につける
- ちょっとした気遣いができる
- 人にされて嬉しいことを積極的にする
では、1つずつ解説します。
1. 休憩時間を大切にする
休憩時間を大切にしましょう。
コミュニケーションを通して、先輩との関係作りができる貴重な時間だからです。
しりんじ
2. 愚痴や噂話には加わらない
愚痴や噂話に加わらないこともポイント!
一緒になって愚痴や噂話をすると、印象が悪くなります。
どうしても話の輪から抜け出せない時は、相槌を打つだけにするか、他の話にすり替えたりしましょう。
しりんじ
3. 信頼できる相談相手を作る
信頼できる相談相手を作りましょう。
命を預かる看護の仕事は、強いプレッシャーやストレスを感じます。
加えて、女性社会でコミュニケーションに悩まされることもあり、一人で悩む悪循環に陥る可能性があります。
しりんじ
4. 師長を見方につける
師長を見方につけましょう。
勤務先での悩み事や相談を早急に解決するなら師長が一番手っ取り早いため。
5. ちょっとした気遣いができる
ちょっとした気遣いも男性看護師には求められます。
- できる範囲で先輩の仕事を手伝う
- お礼をする際は小菓子を添える
- ちょっとした容姿の変化に気づく
第一に、積極的に仕事へ取り組む姿勢が前提!
先輩も早く成長して、戦力として一人前に働ける日を待ち望んでいるからです。
その上でお礼ができたり、容姿などちょっとした変化に気付けると良いでしょう。
特に女性は、容姿の変化に気づいてもらえると嬉しいもの。
- 前髪切りました? めっちゃ似合ってますね!
- 痩せました?
6. 自分がされて嬉しいことを積極的にする
自分がされて嬉しいことを積極的にしましょう。
- 要介助者の移乗サポート
- 積極的にナースコール対応をする
- 率先して雑務を引き受ける
仕事を早く終わらせて帰りたいのは皆同じ!
もし自分の仕事に余裕があれば、できることを見つけて積極的に引き受けましょう。
しりんじ
男性看護師
しりんじ
手伝えそうなことが思い浮かばなければ、何ができるか聞くのが手っ取り早いし、確実!
【インタビュー】男性看護師が重宝される診療科3選
男性看護師が重宝される診療科は、以下の3つ。
- 救命センター・ICU
- 手術室
- 精神科
現役で働く男性看護師にインタビューした内容も踏まえて解説します。
1. 救命センター・ICU(筆者も救外で勤務中)
男手が多いほど喜ばれるのが「救命センター・ICU」です。
- 体力仕事
- 長期雇用の可能性が高い
女性に比べて長期休暇になるライフイベントの少ない男性看護師は、長期雇用できる可能性が高い。
救急外来は幅広い知識と豊富な経験が必要な現場だけに、体力があって長期に働いてくれる男性看護師は重宝されます。
しりんじ
2. 手術室(経験者にインタビュー)
「手術室」も男性看護師が重宝される診療科の一つ。
- 患者とのコミュニケーションを最小限に抑えられる
- 他職種を含め男性の多い職場
- 立ち仕事(体力仕事)
- 機械類が多い
病棟看護師だと女性患者からケアの拒否は日常茶飯事…
しかし、手術室なら患者は麻酔で寝ており、術前訪問では身体ケアなどはないため拒否されることはほぼありません。
3. 精神科(経験者にインタビュー)
「精神科」も男性看護師が重宝されます。
- 危険が伴う
- 抑制時に力がいる
- コミュニケーションの看護が中心(急性期は苦手な人におすすめ)
精神疾患患者の暴力により抑制が必要になった際、力のある男手は重宝されます。
また、急性帰看護よりもスタッフ間でのコミュニケーションを抑えられます。
看護師
まとめ: 男性看護師の需要はこれから伸びる
男性看護師として働くメリット・デメリットについて解説しました。
男性だから活かせる強みや診療科もあり、これから男性看護師の需要も高まります。
性別を理由に女性との隔たりを作ると、男性看護師として働き続けることはできません。
しりんじ
看護師
先輩看護師
男性看護師に関する記事も定期的に更新していくので、楽しみにしていてください。
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また、他にも看護師の転職についての記事も掲載しているので、ぜひお読みください。